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掲載日:2018/11/09

西尾市立平坂小学校で「小学生のための救急蘇生法講習」を開催

心臓マッサージとAEDによる心肺蘇生訓練を中心にした講習をレポート

10月13日(土)、西尾市立平坂小学校で開催された「コスモスまつり(防災フェスタ)」の中で、同校の6年生を対象に、愛知県医師会による「小学生のための救急蘇生法講習」が行われました。愛知県医師会では、今年度から県内の各小学校で、心臓マッサージ(胸骨圧迫)とAEDによる心肺蘇生訓練を中心にした救急講習を開催しています。1年目となる今年度は、20校で実施する見込みです。

講習には、一般社団法人日本救急蘇生普及協会の方々にも指導員としてご協力いただいており、今回は山田理事長と間瀬理事のお二人が参加されました。間瀬理事は「救急蘇生法は、実際に体で覚えるのが一番。子どもの頃から、1回より2回、2回より3回、繰り返し訓練を受けておけば、いざという時に動けるようになるでしょう」と話します。

朝の9時前から体育館で始まった講習は、愛知県医師会職員を進行役に、日本救急蘇生普及協会指導員のもと、平坂小学校の先生たちも参加して行われました。心肺蘇生訓練では、倒れた人の反応を確認する声がけから始まり、周囲にいる人々への協力の呼びかけ、呼吸の確認、心臓マッサージ(胸骨圧迫)までの一連の流れを、一人一個ずつ配付された訓練キットを使って繰り返し実践。給水休憩を挟んで、AEDの使い方も学びました。最後には、西尾市消防本部から借りてきた訓練用AEDと人の大きさの上半身人形を使い、保護者の方も交えながら、みなさん熱心に訓練に取り組んでいました。

子どもたちが一生懸命に声がけしたり、心臓マッサージをする姿を見ていた山田理事長も「中学生や高校生になると、どうしても照れてしまって、動作が控えめになってしまうところがあります。その点、小学生は指導したとおりに動いてくれるので、講習の効果も高いと思います」と語っていました。

総務省消防庁による「平成29年度版  救急・救助の現況」によると、救急車の平均到着時間は8.5分。また、一般的に救命率は、心停止から1分ごとに7~10%下がると言われています。愛知県医師会では講習を通じて、子どもたちに「命を救うために、自分にもできることがある」ことを知ってもらうとともに、「命の大切さ」への理解も深めてほしいと考えています。

[出典]

総務省消防庁による「平成29年度版 救急・救助の現況」〜
http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h29/12/291219_houdou_2.pdf

[監修]公益社団法人 愛知県医師会

全校生徒が集合し、コスモスまつりが開会します。

訓練キットを使用した講習の様子。

[このページの内容に関する留意点]

ご紹介している健康情報は2018年10月時点のものです。

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