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掲載日:2019/02/07

「愛知県アレルギー疾患医療拠点病院」が設置されました

県民の皆様が、等しく適切なアレルギー疾患医療を受けられることを目指します

 現在、日本では国民の約2人に1人が気管支ぜん息・アトピー性皮膚炎・花粉症・食物アレルギーなどアレルギー疾患を持つと言われています。その中には急激な症状の悪化に至り、命の危険に曝されることもあり、職場や学校などあらゆる場面で日常生活に影響を及ぼしています。
 これに対応するために、平成26年に「アレルギー疾患対策基本法」が交付され、国を挙げた対策が開始されました。その一環として、平成30年10月に愛知県に「アレルギー疾患医療拠点病院」が6施設設置されました。
 指定を受けた6施設は、名古屋大学医学部付属病院、名古屋市立大学病院、藤田医科大学ばんたね病院、藤田医科大学病院、愛知医科大学病院、あいち小児保健医療総合センターです。各施設では、それぞれの機能に応じて重症及び難治性アレルギー疾患の診断・治療・管理を行います。
 拠点病院は、患者やその家族、地域住民に対する適切な情報の提供を行います。一般向け講演会は、第1回が平成31年1月に行われ(写真)、多くの参加者を得てアレルギーに対する関心の高さがうかがえました。
 医療従事者等に対する人材育成も、拠点病院の重要な役割です。人材育成の対象は医師のみではなく、看護師・薬剤師・臨床検査技師・管理栄養士などを含むメディカルスタッフや、行政・福祉・保育・教育関係者などあらゆる専門職を含みます。平成30年度には、主に医療者向けの研修会を平成30年12月に開催し、行政・保育・教育関係者向けの研修会を平成31年2月17日に行います。

 また、愛知県医師会を含む関係団体による「愛知県アレルギー疾患医療連絡協議会」が発足し、各団体においてアレルギー対応への取組を強化するとともに、専門職種の研修および一般の方向けの啓発事業を進めていきます。
 愛知県には、内科、小児科、皮膚科、耳鼻咽喉科に合わせて287人のアレルギー専門医がいます(2018年9月現在)。現在、各専門医が受け入れ可能な診療内容について調査を行っており、同意を得られた施設の情報が公開される予定です。
 これらの事業を通して、アレルギー疾患に悩む方が正しい情報を得ることができ、適切な診療を受ける機会が広がることが期待されます。

[出典]

[執筆者]
あいち小児保健医療総合センター 伊藤 浩明

アレルギー疾患対策基本法 
https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=78ab4117&dataType=0&pageNo=1
愛知県アレルギー疾患医療拠点病院
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenkotaisaku/allergy-base.html

[監修]公益社団法人 愛知県医師会

2019年1月9日に上記講演会が開催されました。

拠点病院は、患者やその家族、地域住民に対する適切な情報の提供を行います。

[このページの内容に関する留意点]

ご紹介している健康情報は2019年2月時点のものです。

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