掲載日:2018/02/22
心臓病と運動の深い関係
ー心臓リハビリのすすめー
狭心症や心筋梗塞の主な危険因子は糖尿病・高コレステロール血症・高血圧・喫煙です。また、食習慣や運動習慣といった生活習慣が関連します。例えば歩行の量が多い人は少ない人に比べ、狭心症や心筋梗塞の危険が半分に減ることが報告されています。しかし、運動のやり方によっては、かえって心臓病を引き起こす原因となります。運動習慣が全くない人が急にジョギングなどの激しい運動をすると心筋梗塞の発症が増加します。このように、心臓と運動には密接な関係があります。本講座では、心臓病を防ぐための運動、心臓病の原因となる運動、そして心臓病になってしまった場合の運動について解説しています。
[講師プロフィール]
所属学会/日本内科学会 総合内科専門医、日本循環器学会 専門医、日本心血管インターベンション治療学会 専門医、日本不整脈学会 ICD/CRT研修修了、日本心臓リハビリテーション学会 指導士